SESの面談対策

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【SES】面談に受からない?受かるための面談対策!

SESで常駐先を決める面談に不安はありませんか?

初めて面談をする方や、面談経験は有るが不安を抱えている方は必見!

「面談に落ちる理由」「面談に合格する為に出来る事」を紹介します。

SES業界では面談に受かることがスタートラインであり、面談を通過し無いと働くことすら出来ません。

この記事を読むことで面談の通過率をアップして自身を持って面談に望みましょう。

メモ

この記事を執筆している私は、SES、Sier、SEを経験しており、面談する側もされる側も経験しております。

こんな方におすすめ

  • SES面談に不安がある方
  • SES面談で落ちた方
  • スキルに自信が無くどうアピールしたら良いのか分らない方

実はSESの面談通過率は高くない?

SESエンジニアの方で面談に落ちる事を不安に思う方が居ます。

でも実は、面談に落ちる方は意外と多く居ます。

なので、気張らずにありのままの自分で面談に望みましょう。

面談に受からなくても営業が次の案件を拾ってくるだけなので、思い詰めることはありません。

注意ポイント

面談では実務スキルより、ヒューマンスキル(人間性)を見られています。

SESの面談の基本

面談対策をお話しする前に、SESの面談の基本を押さえましょう。

注意ポイント

SESに置いて面接行為は違法とされています。

ですので、面談という形で表向きは顔合わせ程度の認識となっています。

お客様は面談であなたを落とそうとしているのでは無く、一緒に働くために面談しているということを忘れないでください。

SESの面談ではヒューマンスキルを重視する

冒頭でも書いたとおりで、SES面談においてはヒューマンスキルを重視されます

SESの面談では、会社の正社員採用と違って多少スキルが足りなくても、一生面倒見る必要はありません。

ですので、意思疎通がスムーズに出来る事を第一に採用が決まります

もちろん、必要スキルに大幅な認識のズレが有る場合は落とされますが、これは営業のミスでスキルのミスマッチ案件なのでエンジニアに非はありません。

メモ

  • ハキハキ答える(意思疎通の確認)
  • キョロキョロしていない(集中力の確認)
  • やる気がありそうか?

この3点がよく見られるポイントになります。

SESの面談に落ちる人の特徴3選

では、SESの面談で落ちる人の特徴を3つ上げます。

もし、何度も面談に落ちてしまうようであれば、あなたが無意識にしている事が引き金になっている可能性があります。

自分では気付かない場合は、担当の営業に面談練習をさせて貰うと良いかもしれません。

落とされる人の特徴

  • コミュニケーション能力の不足
  • やる気が見られない
  • スキルが足りない

コミュニケーション能力の不足

SES面談においてコミュニケーション能力は非常に重視されます。

コミュニケーション能力が無いと判断されるポイントは以下の通りです。

注意ポイント

  • ボソボソと話す
  • 相手の目を見ない
  • 笑顔が無い
  • 言葉が支離滅裂

上記の4点は、人と人とのコミュニケーションに置いて御法度です。

いくらスキルがあっても、「この人大丈夫かな?」と思わせてしまうポイントになります。

とは言っても、人と接するのが苦手な方も居るのでそれは仕方ない事です。

しっかり対策をしましょう。

コミュニケーション能力不足の対策

ポイント

  • 出来るだけ大きな声で話す
  • 目を見て話す
  • 時々笑顔を作る

この3点は面談当日の努力でなんとかなるはずです。

では、緊張して伝えたいことが上手く伝えられない場合、言葉がまとまらず支離滅裂になってしまう場合はどうするべきか?

答えは簡単です。

ポイント

前日までに伝えたいことを考えて台本にする

この記事の後半で、面談で聞かれる事をお伝えします。

絶対に聞かれる事は以下の3点です。

ポイント

  • 自己紹介
  • コレまでの経歴
  • 一番大変だったこと、失敗したこと

上記3点については、ほとんどの面談で聞かれます。

前日までにどう答えるかをしっかり考えて、すらすらと言えるようになっておきましょう。

やる気が見えない

SESの面談で落ちる要因の一つが「やる気」です。

やる気をアピールする簡単な方法が以下の2点になります。

ポイント

  • 質問をしっかりする
  • 案件内容を事前にリサーチしておく

面談の中で、「何か質問はありますか?」と聞かれるタイミングが必ず訪れます。

この時に「有りません」と答えるのは-ポイントになってしまいます。

相手の話を良く聞いて、疑問に思うことはメモしてすかさず質問しましょう。

案件内容のリサーチ

面談に行く案件の詳細は事前に営業の方から伝えられているはずです。

もし、伝えられていないなら自分から聞きましょう。

調べておくと役立つポイントは以下の通りです。

ポイント

  • 使用する言語
  • 使用するフレームワーク
  • 案件の業界

上記について事前にリサーチしておきましょう。

メモ

リサーチと言っても、概要を知る程度で結構です。

質問を受け付けてもらえるタイミングで質問をしましょう。

質問例

事前に〇〇というフレームワークについて調べてきました。

〇〇は△△が得意なフレームワークですが、業務はこのフレームワークの特性を生かして〇△するのでしょうか?

上記の様に、業務内容を絡めた質問が喜ばれます。

的外れな質問をしてしまったら、相手方が訂正してくれます。

事前に調べてきただけでやる気が有ると判断してもらえます。

スキルが足りない場合

SESの面談において、指定されたスキルより大幅に見劣りする場合は面談に落とされてしまいます。

スキル不足で面談に落ちる場合は、「営業の案件ミスマッチ」又は「自身のスキル不足」のどちらかになります。

前者の場合であれば仕方有りませんが、後者の場合は相手方に、「経験年数の割にスキルが見合ってない」と判断されたことになります。

エンジニアとしての価値を疑われますので、自身の経歴にあったスキルになるよう勉強し直す必要があります。

スキルを正確にアピール出来ていない可能性も?

単純なスキル不足だけで無く、質疑応答の際に正確にスキルを伝えられていない可能性もあります。

この場合は、一度自分のスキルを書きだして整理してみると良いでしょう。

メモ

  • 自身の経歴
  • 使用したことのある言語
  • 熟練度
  • 過去の案件で学んだ事

上記の4つについて自分自身で整理することが大切です。

自分が把握していないことを他人に伝えることは出来ません。

SESの面談に受かるためには?

上記の面談に落ちる人の特徴を回避できれば落ちる確率は限りなく低いと言えます。

面談を担当される方は、事前にスキルシートを見てスキルを把握しています。

面談が組まれた段階でスキルは合格のはずなので、勝ち戦です。

ですので、面談当日に見るのは人間性なのです。

ポイント

  • 笑顔を忘れない
  • ハキハキと目を見て話す
  • 話すときは端的に話す

上記の3つのポイントを押さえればまず面談で落とされることはありません。

SES面談で落ちて自宅待機になってしまった場合は?

もし面談で落ち続けて、自宅待機になってしまった場合はどうなってしまうのでしょうか?

もしかして給料無し!?

そんな不安をお持ちの方は安心してください。

現場が決まらず自宅待機になってしまった場合でも給料は満額支給されます。

ただし、会社での評価は下がる可能性があるので注意が必要です。

注意ポイント

正社員で雇われていない場合は、給料が満額で無い可能性があります。

自宅待機中は何をしたら良いのか?

会社から明確な作業指示が出る場合もありますが、現場が決まるまで放置の場合もあります。

もし、自宅待機になった場合は資格取得の勉強に時間を当てましょう。

資格は客観的に自身のスキルをアピール出来るため、面談で有利になります。

SESの面談の流れ・良く聞かれる事

まだエンジニア歴の浅い方は、面談で何を聞かれるのか?また、どんな流れで進行するのか不安ですよね?

ここからは、面談の流れや、良く聞かれる質問をまとめていきます。

面談の流れ

  1. エンジニアの自己紹介(自己PR)
  2. 担当者から経歴に関しての質問
  3. 担当者から案件の説明
  4. エンジニアから案件に対しての逆質問

面談は上記の1~4の流れで行われることが一般的です。

注意ポイント

しっかりと自己PRが出来ていないと2番で打ち切りになってしまう可能性があります。

案件の詳細も聞けずに面談が終了してしまったら相当へこむので、自己PRはきちんと考えてから面談に望みましょう。

エンジニアの自己PRについて

まず、面談のはじめに自己紹介を求められます。

注意ポイント

求められているのは自己PRです。

自己紹介だけすると怪訝な顔をされてしまうのでご注意ください。

自己PRで伝えるべきポイントは以下にまとめます。

自己PRの順序

  1. 名前、年齢
  2. 過去に経験した現場
  3. 2で得られたスキル
  4. 得意な分野、言語
  5. 自分が現場に参画する事で相手にどんなメリットがあるか

上記の様に起承転結をハッキリさせて自己PRをしましょう。

時間にして1分~3分に納めるとポイントが高いです。

ポイント

業界未経験の場合は、前職での経験(アルバイト可)や学生時代に学んだ事を交えて、人間性をアピールしましょう。

自己PRの例文

では、例文(テンプレート)をお伝えします。

自己PR例文

私はSES タロウと申します。

年齢は〇〇歳で、自宅最寄り駅は〇〇線〇〇駅になります。

私はこれまで2つの現場に参画してきました。

1つめは、某通信会社のネットワーク保守案件です。

2018年4月から2019年4月まで勤めていました。

業務内容は、Ciscoの機器を用いたネットワークの保守です。

トラブル対応がメインで不測の事態に迅速に対応する技術が養われました。

2つめは、某製薬会社の業務システムの開発案件です。

2019年5月から参画し、現在も同案件にて就業中です。

開発言語はjavaを使用しており、初めての開発案件でしたが現在では設計書をみて一人でコーディング出来るように成長しました。

また、javaでの開発経験を生かして「javaブロンズ」の資格を取得しました。

今後もシルバー、ゴールドと上位の資格取得も視野に入れて業務に励みます。

仕事する上で気を付けていることは「報・連・相」を怠らないことです。

御社の案件に参画しても「報・連・相」を怠らず、スムーズな情報伝達により業務に貢献していきます。

スキルはまだまだですが、今後も勉強していく所存ですのでよろしくお願い致します。

以上です。

上記は、入社2年目の社員を想定しています。

随時、自身のスキルに置き換えてご活用ください。

担当者からの質問

経歴を説明し終えると、担当者から何かしら質問されます。

落ち着いて答えていきましょう。

質問される例は以下の通りです。

質問例

  • 残業の経験は有りますか?
  • 残業に対してはどう思いますか?
  • 〇〇という言語について△△は理解していますか?
  • 今までで一番大きな失敗は何ですか?
  • また、どのように対処しましたか?

良く聞かれる質問は上記の通りです。

分らないことは正直に分らないと言いましょう。

メモ

理解していません。今後理解していけるように励みます。

分らない場合は、上記のように答えられるとgoodです。

残業について

残業は誰でもしたくない物ですが、ポジティブな回答をするように心がけましょう。

回答例

業務時間内に仕事を終わらせることが大切だと考えていますが

どうしてもしなければならない業務が派生した場合は、残業は必要と思います。

失敗したことを聞かれた場合

この場合は、失敗した事を聞きたいのではありません。

失敗したときにどういったリカバリーが出来るのかを判断する質問ですので、的外れな回答をしないようにご注意ください。

回答例

〇〇という失敗をしましたが、現場の上長にすぐに報告した後、△△という方法で自分でリカバリー出来たので事なきを得ました。

担当者から案件の説明

ざっくりと概要をおはなしされますので、必要そうな所はメモを取るようにしましょう。

メモを取っている姿勢を見せるだけでも、ポイントになります。

また、説明後に質問を求められるので1つは質問出来るようにしっかりと聞きましょう。

エンジニアからの質問

案件説明後、質問を求められます。

メモ

  • 説明で気になった部分
  • 平均残業時間
  • チームの規模
  • プロジェクトの規模
  • チーム平均年齢

上記の当たり障り無い質問をしても良いでしょう。

どうしても質問する内容が無かった場合は丁寧に質問を断ります。

丁寧にご説明して頂いたので私からの質問はございません。

ありがとうございます。

SES面談の流れのまとめ

面談の流れをざっくりとまとめました。

これは;一般的な面談の流れとなりますので、全てに当てはまるわけではありません。

ある程度はアドリブで答えられるように準備しておきましょう。

SESの面談は違法なのか?

結論、面談は違法ではありません。

厳密にはグレーな部分ですが、違法なのは面接です。

呼び方を変えただけですが、法律の抜け道をかいくぐっています。

SES面談のまとめ

SESの面談について細かく説明しました。

最後になりますが、スキルが足りなくても!自信が無くても!

ボソボソ小声で話すことだけは避けてください。

現場に入って意思疎通が出来ないと思われることが面談に落ちる原因になります。

人間性を押し出して元気よく面談で受け答えしてみましょう!

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