こんばんは、とりちです。
また、少し冷え込んで来ましたが、コロナウイルスやインフルエンザにはご注意ください。
さて、本日の話題はまたまた「SEの資格事情」についてです。
よくSEに資格はいらないって本当?という話題を耳にしますが、その真相をお伝えできればと思います。
IT業界に入りたい方、すでにIT業界にいる方、是非参考にして行ってください。
>>SESはヤバい!?SESを脱出するべき3つの理由!図解で多重委託の罠を解説します。
>>【SE】客先常駐に一人配属ってよくある?辛い場合の対処方を現役SEが解説
資格が必要か必要じゃないかの基準とは?
SEに資格は必要か?
こちらに答えるにはまず、前提条件が必要です。
必要か必要じゃないか、だけだと「どちらとも言えない。」という回答になってしまいます。
前提として
ポイント
- SEとして働いていく上で
- 将来的に転職も視野に入れて
という観点でお話しさせて頂きます。
1.SEとして働いていく上で
まず、この前提条件がつく場合
資格は必要とは言えません
なぜか?
エンジニアという仕事の都合上、いくら知識が有っても予測できない自体が度々起こるからです。
予測不能な自体に遭遇したとき、資格はただの肩書きに成り下がります。
基本的に資格の内容は「ある程度予測された中での想定される必要知識」が問われるからです。
一方、現場で求められる事は、予測できない自体が起こってしまったときの緊急の対処が出来る事なのです。
いくら想定内では自由にソースコードがかけても、不具合に直面したときは机上の空論になってしまいますね。
その点、資格が無くても現場経験が豊富な場合、経験則で最適解を導き出せる場合が有ります。
ですので、資格は無理に取る必要は無いと言えるでしょう。
2.将来的に転職も視野に入れて
今度は、将来的に転職を視野に入れてるパターンです。
こちらは結論から言うと
資格は持っておいて損にはならない。
いざ転職しようと思ったときに、100%自分の出来る事をアピール出来るでしょうか?
面接官の方も一言一句聞き漏らさずにいてくれるでしょうか?
答えは「No」です。
その際、資格を持っていると後から書類でも一定以上の知識があることが分るので内定が近づくでしょう。
また、転職となると面接にこぎ着けるまでが大変だったりします。
その際に資格が有ると、同等の経歴を持つライバルより優先的に書類選考を通過できます。
転職における資格のメリットとは、そのような物です。
>>【IT業界】エンジニア転職サイト徹底比較!レベル別のおすすめサイト紹介
資格を取る意味
では、資格を取る必要が無い場合は勉強する意味も無いのか?
一概にそうとは言えません。
資格を取るメリットとしては
ポイント
- 自分のスキルに自信がつく
- 自分自身の勉強になる
- 発言に裏付けが出来る
上記の理由から、職場での立場、働きやすさが向上しやすいです。
また、現在IT企業の多くがやっている取り組みで
「資格試験受験料を全額会社が負担してくれる」福利厚生があります。
あなたの会社に確認して、出してくれるなら受けてみるのもお勧めです。
また、資格を取ると
合格祝い金という一時金がもらえたり、月々の給与に手当が付く場合が有ります。
ぜひ、ご自身の会社に確認の上、使っていただきたい制度です。
とりち的まとめ
ポイント
転職を視野に入れているなら、積極的に資格を取ろう
補助が出るかは会社に確認しよう
資格なんて無くても生きていけるんだけどね。
って感じです。
取ろうか迷ってるなら、取るべきです!知識や肩書きはいくらあっても邪魔になりませんから。
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